2013年6月24日

整体×ロック×プロレス 2


今回は整体師×プロレスラーのお話。

僕が整体という世界に入ったのは専門学校に入学した頃まで遡る。

他のシリーズでも書く予定なのでその辺の経緯は割愛させていただくとして、入った後のその整体という世界の現実。

会社員しか経験しておらず親戚一同にも商売をしている人や独立して仕事をしている人がいなかったので整体の世界に怪しさを感じたものだ(笑)

とくに風貌や言っていることが怪しげな先生と話す機会があったりするとなんだかこの世界大丈夫なのだろうかと思ったものだ。


ここがまずプロレスのテイスト!
この世界大丈夫?みたいな(笑)


でも専門学校を卒業していろんな先生方と関わるうちにその怪しさと同居しているのが自由さやその先生の人生を投影しているからであると気がついた。

これまたプロレスとの共通点。


今でこそ整体師というと普通っぽい人が増えたように感じるが(まだまだ怪しい人も多いが)それこそ20年前なんて信用できそうな人などあまりいなかった(苦笑)



金に汚い、客集めばかり考えている、天狗(笑)、飲んだくれ。


それがいいことなのか悪いことなのかはわからないがそのまんまプロレスの世界に当てはまるような気がするのだ。

昭和のプロレスラーなんて2m級のデカさ、顔のコワさ、寸胴で強そう、流血しすぎておでこギザギザ、みたいな連中ばかりで一目見てプロレスラーとわかるような人ばかりだった。

この写真見るとスゴいね。
81年の最強タッグのメンバー。
インド人にアラブ系、ドイツ系スキンヘッドにNWA世界王者、極道コンビにハワイアン、キングコングに馬場さんときたもんだ。

それはもう個性の塊であり類似商品などほとんどなかったに等しい

その分かりやすや個性がとてつもない魅力の根源だったりするのだが最近のプロレスラーたるやイケ面、痩せマッチョ、インタビュー上手、コスチュームのセンスの良さ、みたいな洗練された感じになってきている。

しかしその反面強烈な個性をもった選手が少なくなってしまった。

時代とともに価値観は変わるのだがそれもちょっと寂しい話。

なのでこのご時世でも個性を際立たせたプロレスラーならびに整体師が世に出てきたらおもしろいのではないか。

でも僕は怪しさを売りにする整体師ではないし(と自分では思っているが 笑)昭和のプロレスラーのようにリングでは最高だが私生活ボロボロみたいな生き方はしたくない(笑)



技術はあって当たり前、コミュニケーションも得意デス。

でもこれだけではもうこれからの整体の世界はやっていけないのではと考えている。

では自分がどういう存在でどのような自己表現をして世間にコトーという整体師を認知させるのか。
僕は生き方の提示や発言、行動、こういった執筆などで表現することがベストだと自分の個性をかえりみても思う。

整体道まっしぐら!とか整体の勉強を一生懸命やってますアピール、みたいなキャラの整体師は目指してはいないのでそういうのがお好みであればウチはオススメしません(笑)

これからもプロレスとロックから得たインスピレーションをもとに自分の好きなように整体ライフを送っていきたいと思っている。

プロレスの世界もまじめに練習してますアピールのレスラーなんてつまらない。

レスラーみんなで酒飲んで大暴れして旅館を営業出来ないくらいブチ壊す(昭和50年代の実話)、みたいな逮捕寸前のエピソードが欲しい(笑)

まぁそれは行き過ぎだとしても自分の表現方法を自分で創り、自分の能力を活かし、技術を隠れて磨き(笑)、仕事のやり方も好きなように組み立てることができるのも整体の世界の魅力ではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿