2013年6月28日

仕事・働き方・ライフスタイル 2


僕が「自分の仕事」に直面したのはいつのことだろう。

小さい頃を思い出すと・・・おつかい、祖母の肩もみ、町内会の回覧板を回しに、地区の草むしり、下級生を学校まで連れて行く。

子供の頃はせいぜいそんなものが「自分の仕事」だったような気がする。

でもどれも大人からの「ありがとう」「ごくろうさま」という言葉が必ず付いてきた。
それが嬉しかったり照れくさかったり。

この整体という仕事をしているのはそんな幼少期の経験もあるのだと思う。


大学を卒業して会社に入りいわゆる社会人になってから仕事を通して本当に心から感謝されることがあまりなかったように感じていた。
なので社会人になってからというもの、ちょっと空しい気分で過ごしていた時期が数年間あった。

大学生の頃の接客のバイトのほうが何十倍も充実感があったからかもしれない。


結局僕は人に何かをGIVEすることで直接「ありがとう」と言われた充実感(言い換えれば自己満足でしかないかもしれないが)を追い求めて今の仕事に行き着いたのかな。

だって誰からも直接感謝されない仕事だったら子供のおつかいや肩もみのほうが健全でいい。

今でこそ整体が「自分の仕事」と胸を張って言えるから毎日ハンパない充実感があるんだろう。

日々「自分の仕事」に没頭し、それを行うことで「ありがとう」の言葉をもらう。
そこに自己肯定感が生まれ、自己愛が生まれ、生きていく力そのものが生まれてくるのではないかと考えている。

だから僕は「ありがとう」と言われない仕事はやりたくない。

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